stadio nazionale o stadio olimpico del Giappone

東京五輪の開幕まであと2カ月を切り、イタリアオリンピック委員会(CONI)のジョヴァンニ・マラゴ会長が『Gazzetta dello Sport』のインタビューで見解を示しました。

東京五輪の開催を巡っては、新型コロナウイルスの感染拡大が続く日本国内において、人々の間から反発の声が高まっています。しかしマラゴ会長は五輪を開催すべきだと考えています。

「日本政府、組織委員会、IOCの3者が唯一、発言の権利を持っています。そして全員が、複雑な状況は絶対的に明らかであると繰り返し言い続けています。日本のように人口が1億人以上に及ぶ国であれば、様々な意見が出てくるのは当然でしょう。イタリアでも同じような状況になると思います」

「(五輪開催を望むのは正当であるかを問われ)正当だと言うだけでは言葉が足りないかもしれません。極めて正当であり、異論の余地のないものだと思います。アスリートたちは4年、5年の間、努力してきて、今大会がアスリートとしてのキャリアで最後のチャンスかもしれません。どうやってそれを否定することができるのでしょう」

CONIのジョヴァンニ・マラゴ会長とワクチン接種を受けたバレーボール、フェンシング代表の選手ら

「大会運営は非常に複雑になるでしょう。想像するのは難しいかもしれませんが、あらゆるプロトコールや規定を守らなければならず、大会がまったく違うものになるはずです。通常、IOCのメンバーはそれぞれ3人まで同伴することができましたが、今大会はすべてリセットされます。それに1万600人のアスリートがいれば、コーチや同伴者、記者、スタッフなど10万人が移動することになるのです。その人数を削減するために取り組んでいるわけです。全員がワクチン接種を受けることに?まったくその通りになります」

引用元:Pianeta Basket