欧州サッカーのユーロ2020大会に出場するイタリア代表の公式服装が発表されました。

デザインはイタリアを代表する世界的デザイナー、ジョルジョ・アルマーニ氏によるもので、イタリアが3度目のワールドカップ制覇を果たした1982年スペイン大会の指揮を執ったエンツォ・ベルゾット監督へのオマージュとされています。

ライトブルーを基調としたコットン素材のジャケットと黒色のパンツ。襟なしのノーカラージャケットは、イタリアで“韓国風の襟(collo alla coreana)”と呼ばれています。アルマーニ氏は、「再出発を目指す代表のメンバーに、これほど重要な大会で着てもらえることを誇りに思います。スポーティーで自然なエレガントさとオーソドックスな気風というアイディアで取り組んでみました。カジュアルだが威厳に満ちた服をイメージしていました」と話しています。

しかしSNS上では、“ホテルのボーイやシェフの制服”のようであるとの批判が相次いでいるようです。なおジョルジョ・アルマーニ氏は、2019年にイタリアサッカー連盟(FIGC)と4年間の契約を結んでいます。

https://twitter.com/Vivo_Azzurro/status/1400915309742202885
ユーロ2020イタリア代表のジャケットを着こなすロベルト・マンチーニ監督…監督やコーチ用のジャケットは、選手の物と違うデザインになっています。

ユーロ2020(EURO2020)イタリア代表メンバー

GK

ジャンルイジ・ドンナルンマ(ミラン)、アレックス・メレット(ナポリ)、サルヴァトーレ・シーリグ(トリノ)

DF

フランチェスコ・アチェルビ(ラツィオ)、アレッサンドロ・バストーニ(インテル)、レオナルド・ボヌッチ(ユヴェントス)、ジョルジョ・キエッリーニ(ユヴェントス)、ジョヴァンニ・ディ・ロンレンツォ(ナポリ)、エメルソン・パルミエリ(チェルシー)アレッサンドロ・フロレンツィ(PSG)、レオナルド・スピナッツォーラ(ローマ)、ラファエル・トロイ(アタランタ)

MF

ニコロ・バレッラ(インテル)、ブライアン・クリスタンテ(ローマ)、ジョルジーニョ(チェルシー)、マヌエル・ロカテッリ(サッスオーロ)、ロレンツォ・ペレグリーニ(ローマ)、マルコ・ヴェッラッティ(PSG)、マッテオ・ペッシーナ(アタランタ)

FW

アンドレア・ベロッティ(トリノ)、ドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ)、フェデリコ・ベルナルデスキ(ユヴェントス)、フェデリコ・キエーザ(ユヴェントス)、チーロ・インモービレ(ラツィオ)、ロレンツォ・インシーニェ(ナポリ)、ジャコモ・ラスパドーリ(サッスオーロ)

ロベルト・マンチーニ監督

ところで今年は2020年東京オリンピックも開催予定ですが、残念ながらU-24イタリア代表は東京五輪出場権を逃しています。

出典:『Sky tg24』