11日、ついに1年遅れでユーロ2020が開幕を迎えます。コロナ禍の中、開催される今大会において、各チームのワクチン接種状況はどのようになっているのでしょうか。『Sky Sport』で紹介されている9チームを見ていきましょう。
スペイン:優先接種なし
スペインサッカー連盟は、政府に対してユーロ2020出場選手の優先接種を求めましたが認められませんでした。一方、東京五輪に出場するU-24スペイン代表メンバーは接種が認められたそうです。
フランス:任意接種
ワクチン接種は義務化されていませんが、大部分の選手やスタッフが接種を希望し、すでに接種済みです。
オランダ:任意接種
すべての選手が優先接種の対象になったようですが、数人が接種を拒否したようです。
スイス:任意接種
希望した選手のみ、1回目の接種を受けましたが、2回目は大会終盤になる予定のようです。ヴラディミル・ペトコヴィッチ監督はすでに2回の接種を終えています。
オーストリア:接種を推奨せず
代表のドクターは副反応の可能性を懸念し、大会前の接種を非推奨としました。このため所属クラブで接種を受けた選手のみ、接種済みとなっています。
イタリア:全員接種
イタリア政府は5月初めに選手への接種を許可。全員が接種済みとなるようです。
ベルギー:全員接種
ベルギー政府の決定を受け、選手とスタッフ全員が1回きりのジョンソンエンドジョンソンのワクチンを接種しました。
ポーランド:全員接種
ポーランド政府の決定を受け、東京オリンピックおよびユーロ2020に出場する選手全員が優先接種の対象になりました。スタッフも含めた全員が接種を受けました。
イングランド:接種なし
イギリス政府は国内において年齢順でワクチン接種キャンペーンを進めている上、選手の多くも特別扱いを望まず、接種を拒否したそうです。
出典
『Sky Sport』